WORLD DESIGN MEMO
- 2018.04.18
- ロゴ
ロゴを超えるカラーの力
本日は、カラーをメインにしたロゴの事例。
フォルクスワーゲンゴルフの広告。
ロゴのみでデザインしています。
この青、赤、黄のカラーリングは
ご存知と思いますがスーパーマンのカラーです。
フォルクスワーゲンのロゴをスーパーマンカラーにした
実際の意図はよくわかりませんが、
ロゴをスーパーマン風に見せることにより
ワーゲンの丈夫さ(性能)を表しているのではないかと解釈しています。
その他、よく似た事例をもうひとつ。
こちらは海外のムービーチャンネルらしき広告。
ロゴの一部とこの3色のカラーを見て何を想像するか促しています。
どちらの事例も目的は違う広告ですが共通点はダイレクトにスーパーマンとは表さず、
ブランディングされたカラーによりスーパーマンを連想させ広告内容とリンクさせています。
たまにカラーや形が統一されていない企業やショップのロゴを見かけます。
色んな思いや考えがあると思いますが
できることなら統一した方が視覚的なブランディング効果は高まります。
今回の事例のようにブランディングされたイメージカラー(スーパーマン色)は
広告主であるフォルクスワーゲンのロゴ以上にインパクトが強くなる場合があります。
ただ、このカラー。
日本ではどらえもんの方がイメージされやすいですね。
おそるべし、藤子先生