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WORLD DESIGN MEMO

2018.11.27
ポスター・フライヤー

問題になっている広告 ポスター

古い話題ですが、インターネットでも話題になっていた
ベネトンの広告 ポスターの紹介。

ベネトンは何かと広告をリリースする度に
各方面より抗議をされる常習犯。

そんなベネトンが今回もやってくれました。

絵的によろしくないので
数ある中の代表的なものを紹介します。

パリのベネトン(Benetton)店舗に張られたキャンペーンポスター。

 

 

↑米国のオバマ大統領(右)と中国の胡錦濤国家主席

 

↑ローマ法王ベネディクト16世とイスラム教の有力指導者アフマド・アル・タイーブ。

 

案の定、「人々の尊厳でなく、信者の感性をも傷つけるものだ」という
バチカンからのバカチンと抗議を受け即撤去されました。

その他、イスラエルのネタニヤフ首相とパレスチナ自治政府のアッバス議長や
北朝鮮の金正日総書記と韓国の李明博大統領などもシリーズとして
ありますのでまたお暇なときにネットで検索してみてください。

コピーは「UNHATE(反・嫌悪)」
ベネトンとしては「人々や異文化間の相互理解を平和的な形で深めるため」
という趣旨でテクノロジーを駆使し、見事?なグラフィックとして仕上げています。

この過激な広告で少しでも世界中の人々に
「平和な思考」メッセージとして響くとよいのですが・・・。
違う思考に走る方も少なくないでしょうね。

ただ、気になるところは
日本の首相にはキスする相手すらいないことです。
対立する相手がいない平和な国と考えるべきか、
他国から相手にしてもらっていないと考えるべきか、
要は毒にも薬にもなっていないということです。
日本の政治を見てれば当然かもしれませんが・・・。
なぜか、昔、流行った番組ねるとんで
誰にも告白されなかった人の気分です。

広告効果の方は実際の広告はもとより
2次的なパブリシティ掲出もかなり期待できそうですね。

企画を考えた人と企画を承認したベネトンに敬礼!

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