WORLD DESIGN MEMO
- 2019.01.20
- 映像・CM
2000年・・・そして8年後のCM
本日はCMの紹介。
まずはこちらをご覧ください
当時、アメリカでは流行語や社会現象にまでなったWassup。
2000年にカンヌグランプリを獲得したバドワイザーのCM。
「wassup (what’s up/どうだい?)」を
合言葉にバドワイザー片手で過ごす日常を
表したCM。
では、こちらをご覧ください。
2000年からその後の彼らを描いた
こちらは8年後のCMなんですが
広告主がバドワイザーではなく、当時のオバマ候補の選挙広告でした。
この8年後のCMを見ていると
一人ひとりに
こっそりメッセージが含まれており、
・家をなくし失業(サブプライム問題)
・イラク戦争から戻れない
・鎮痛剤を飲みつづける(医療費問題)
・株価の暴落
・ハリケーンに吹き飛ばされそう(温暖化問題)
と当時のアメリカの問題をユーモラスに表現したCMです。
同じ企画・構成・演出・キャストを全く違う内容で見せるとは・・・
これはやれました。