WORLD DESIGN MEMO
- 2019.03.16
- パンフレット
懐かしいアップルのパンフレット
本日は、超懐かしい商品のパンフレット。
みなさんはコンピューターは何をお使いですか?
デザイン業界はウェブの需要から
最近ではウィンドウズがメインという会社も増えてきたというものの
やはり、「デザインならmac」という考えが根強いと思います。
私も
アップル(MAC)を使って20年近く経ってきましたが
改めてアップルの歴史の振り返ると
その機能やデザインもさることながら
ブランドづくりが最高に上手い企業だったんでしょうね。
前フリはさておき、
今回、紹介するのは20年くらいの昔(98年ぐらい)に登場した
元祖iBookのパンフレット。
覚えてますか?
こちら
表紙↓
中面↓
裏表紙↓
こちらが当時斬新なパンフレットだったわけで
表紙がiBookの上、
中面がiBookが開いた状態、
そして裏表紙がiiBookの裏側と
寸法こそ違いますがこの4ページのパンフレットで
iBookがどんな商品なのかをイメージさせています。
そしてもうひとつのポイントは
商品スペックやキャッチコピーを一切いれず、
当時の(今もかな?)スローガンである
「Think different」とロゴマークとURLのみの完全なイメージ戦略。
スペックやコピー等文字情報による表現を切り捨てる勇気こそ、
商品のデザインがより大きな声で産声をあげる
appleならではの見事な hello になるわけです。
カラフルなボディのiMacとiBookのデビューから
完全に低迷していたappleの商品を
広告やイメージで再度ブランドを構築し
反撃が始ったのです。
(事例のパンフレットもそのひとつですね。)
やるなジョブス!
それにしてもコンピューターをカラフルにするとは
よくまぁ、思い切ったことをしたものですね。
おまけ
こちらが当時のカラフルなiMacのcm