WORLD DESIGN MEMO

2019.03.23
ロゴ

ロゴ(ラベル)で成功したカナダのビール

本日はロゴ(ラベル)を切り口にしたクリエイティブ。

最近、ロゴの制作依頼が多く、
モチベーションを上げる為に
有名クリエイターさんの
ロゴマークに対するエッセイを読みました。
受け売りですが一部をご紹介します。

今回紹介する1990年代にカナダで話題になった
モリスビールのロゴ(ラベル)。

どのようなロゴやラベルにも
背景には綿密な企画が立てられており、
記事によると

カナダの若者のビールの選択基準は、
「味」や「特長」ではなく、
「それを飲んでいる自分がいかにカッコイイか」
そして、カッコいいアルコール飲料を飲む場合には
「無意識にラベルを他人に見えるようにして
自分は「クール」であることをアピールをしている」
ということがマーケティングによりわかり
ラベルを軸にデザインや戦略が行われたようです。

こちらがそのロゴ(ラベル)↓

綿密なロゴ、ラベルデザインや広告戦略を
展開した甲斐あり、
モリスビールは大ヒットしたようです。

日夜、よい商品づくりに取り組んでいるクライアントに
してみればこのような事例・提案は、
まず、採用されないと思います。
なら、商品の特長ばかり押し出すのかは
別の話、要は「商品」「PR」のコンセプトを
切り離して考えるのが大事だそうです。

私は全然知らなかったのですが
稀代の天才AD(アートディレクター)ジョージロイスという方の
名言で
「アナタ(クライアント)は製品を作ってください。」
「ワタシは広告を作ります。」
ってのがあるんですって。

まったく奥が深いです。

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