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- 2020.07.31
- SDGsブログ
エスト&番頭舎合同勉強会/2030SDGsカードゲーム
2020年7月30日、
「エスト&番頭舎合同勉強会/2030SDGsカードゲーム」を開催しました!
ゲームを進行していただいたのは、四日市市の社会保険労務士事務所
「フェイルノート」の代表・國安院ゆみ様。
社会保険労務士として多忙な日々を送りつつ、
「2030SDGs」の公認ファシリテーターとしても精力的に活動されています。
さて、「2030SDGs」とは一体どんなゲームなのでしょう?
個人またはチームに与えられた「ゴール」を達成すべく、
さまざまなプロジェクトを実行。それにより2030年の世界が
どうなるのかをシミュレーションするカードゲームです。
ゲームを楽しみながら「なぜSDGsが私たちの世界に必要なのか」
「それによってどんな変化や可能性があるのか」を
体験できる仕組みとなっています。
ゲームの流れはとてもシンプル。
- お金と時間を使って
- プロジェクトを実行し
- ゴールを達成する
ゴールの内容は「財産」「豊富な時間」「美しい環境」
「貧困のない世界」「人とのつながり」などがあります。
このゲームの面白くも難しいのは、自分のゴールだけを
達成すればいいわけではない、というところ!
ゴール以外にもうひとつ重要なのが「世界の状況メーター」です。
青は「経済」、緑は「環境」、黄は「社会」を表しており、
この3つのバランスを保ちながら、ゴールを達成しなければいけません。
例えば「交通インフラの整備」というプロジェクト。
新幹線や高速道路の開通で経済は回りますが、
環境には影響が出てしまう。それにより「世界の状況メーター」の
「環境」のバランスが崩れてしまう…というわけです。
ゲーム前半はひたすら全員が自分のゴールにばかり
目が向いていましたが、後半になると、
「緑が足りない。もっと環境にいいプロジェクトを行おう」
「お金が足りているのであなたのプロジェクトに投資します」
「時間とお金を交換しよう」と、それぞれの目標と世界のバランスに
向けて、全員が協力し合うようになったのが大変印象的でした。
SDGsを達成するためには、
人との協力とコミュニケーションが必要不可欠なこと、
世界を変えるのは一人ひとりの選択や行動だということを
楽しみながらも、気づかせてくれたゲームでした。